ネイリストのブログやSNSを見ていると、「手土産(差し入れ)をいただきました!」という投稿を見かけることがありますよね。
そのような投稿を見ていると、
「手土産を持って行かなきゃいけないの?」
「好みがわからないしどうすれば…」
と気になってしまうかもしれません。
そこで今回は、ネイリストの手土産は必要なのか、もし持っていく場合は何がおすすめなのかを解説します。
ネイリストへの手土産は必要?
結論からいうと、ネイルサロンに行く際に手土産を持参する必要性はありません。
手土産が必要ではない理由と、もし渡す際の注意点を解説します。
ネイリストへの手土産は気を遣わせてしまう
ネイリストへの手土産が不要な理由は、かえってネイリストに気を遣わせてしまう可能性があるからです。
サロン勤務のネイリストは店舗側から給与をもらっていますし、自宅サロンの場合はお客様から施術代をもらっています。
ネイリストは"仕事として"お客様にネイルを施しているため、「手土産まで気を遣わなくても…」と思うネイリストが多いでしょう。
現役ネイリストの意見を紹介します。
とても嬉しいですけど、無いからと言って何も思わないし、全く問題無いです。
無いのが普通だと思いますよ。出典:ママスタコミュニティ
「手土産をもらったら嬉しいものの、なくても何とも思わない(むしろそれが一般的)」という意見でした。
場合によっては手土産を持っていくのもアリ
ただし、手土産が絶対にNGなわけではありません。
「気を遣わないでほしい」とは思いつつ、実際に手土産をもらえば嫌な気持ちになるネイリストはほとんどいないためです。
手土産を贈ることで、ネイリストやサロンスタッフに対する感謝の気持ちを示すこともできるでしょう。
以下のようなケースであれば、手土産を持っていくのもアリかもしれません。
- 何回から来店してある程度親しい間柄の場合
- ネイリストのお祝い事や記念日
- 自宅サロン
何回から来店してある程度親しい間柄なら、手土産を贈ることでお礼の気持ちを伝えるのもアリかもしれません。
また、ネイリスト自身に何かお祝い事があったときにも、プレゼントを渡すと喜ぶでしょう。
友達の家に遊びに行く感覚で来店できる自宅サロンの場合も、手土産を持参するお客様が一定数いるようです。
注意点としては、手土産を贈る際には必ずサロンのルールに従ってください。
例えば、ネイルサロンでの飲食が禁止されている場合は、手土産としてお菓子や飲み物を贈ることは避けた方がよいです。
また、高価なものや、ネイリストやスタッフにとって不適切と思われるものは贈らないようにしましょう。
総じて、手土産は必須ではありませんが、感謝の気持ちを伝える手段の一つとして考えても良いでしょう。
ネイリストへの差し入れのアイデア6選
ネイリストに差し入れをする際、何を贈れば喜んでもらえるのでしょうか。
今回は、ネイルサロンで使いやすいアイテムや、癒し効果のあるグッズなど、おすすめの差し入れアイデアを6つご紹介します。
1.手軽に食べられるスイーツ
ネイリストは常に手先を使っているため、手の疲れがたまりがちです。
そんなとおきに嬉しいのがお菓子やケーキなどのスイーツです。
物だとお返しを考えて気を遣いますが、1,000円以内のの食べ物は「ご馳走様です」と受け取ってお返しはしたことがありません。
出典:Yahoo!知恵袋
高価なスイーツでは気を遣わせてしまうため、1,000円以内でさっと食べられるスイーツがおすすめです。
美味しいスイーツでほっと一息ついてもらいましょう。
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2.コーヒーなどのカップドリンク
自宅サロンを経営するネイリストへの鉄板手土産といえば、コーヒーなどのカップドリンクです。
自分が飲む分のドリンクを買うついでに、ネイリストが飲む分のドリンクを買っていくケースはよくあります。
ドリンクであれば、安価なためネイリストに気を遣わせません。
また、ネイリストは休憩なく働いているケースもあるため、すぐに飲めるドリンクを差し入れると喜ばれます。
3.ハンドクリーム
ネイリストは、手荒れや乾燥が気になる方が多い職業です。
手荒れや乾燥が気になったときに便利なのが、保湿力の高いハンドクリーム。
無香料のものや、自然素材を使用したものがおすすめです。
4.アロマグッズ
自宅サロンを営むネイリストへの手土産なら、アロマグッズがおすすめです。
ネイルサロン内は、アロマの香りが漂っていることが多いですよね。
手土産としてアロマグッズを持っていくと、「サロン内で使えるため助かる!」と感じるネイリストが多いようです。
リラックス効果があるアロマグッズや、アロマキャンドルなどをプレゼントしてみましょう。
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5.ネイルグッズ
ネイリストは、自分で使うネイルグッズよりも、お客様に使うものを優先して購入するため、自分用のネイルグッズを買うことが少ないかもしれません。
そこで、おしゃれなネイルグッズなどをプレゼントしてみましょう。
ただし、ネイリストはネイルに関してこだわりがある方が多いため、使い捨てのファイルやコットンなどをプレゼントするのがおすすめです。
6.カフェインレスティー
ネイリストは仕事中には飲み物を飲むことができないことが多いため、カフェインレスティーは重宝されます。
リラックス効果のあるハーブティーやフルーツティーなど、さまざまな種類を用意してみましょう。
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ネイリストへ避けるべき手土産3選
選ぶ手土産によっては、ネイリストに迷惑をかけてしまう恐れがあります。
続いては、ネイリストへ避けるべき3つの手土産を紹介します。
手作りや生のスイーツ
ネイリストへの手土産として鉄板のスイーツですが、手作りや生のスイーツ(ケーキなど)は避けたほうがよいでしょう。
手作りスイーツは市販品と比較して日持ちしないため、もし何かあっても責任が取れません。
また、親しくない人が作った手作りスイーツは食べられない方もいます。
感染症対策に気を遣っているサロンやネイリストも多いため、スイーツに限らず手作りのものは避けた方がよいでしょう。
生のスイーツ(ショートケーキやシュークリームなど)に関しては、サロンで働くネイリストには絶対NGです。
店舗に冷蔵庫があるか分からず、あったとしてもスイーツを入れるスペースがあるとは限りません。
自宅サロンであれば冷蔵保存はできますが、ネイリストは忙しいため当日中にスイーツを食べられない可能性もあります。
差し入れ用のスイーツは日持ちのするものが基本です。
臭いの強い食べ物
ニンニクやネギなど香辛料を使った料理や揚げ物など、臭いの強い食べ物も避けたほうがよいでしょう。
ネイリストは差し入れをもらってもすぐに食べられないため、バックルームに置いておくことになります。
バックルームの天井が施術ルームに繋がっているサロンもあるため、臭いの強い食べ物を差し入れると他のお客様に迷惑をかける可能性があります。
高価すぎる手土産
高価すぎる手土産は、ネイリストを困らせてしまうため避けましょう。
ネイリストの誕生日や昇格祝いなどで、高価なプレゼントを検討している方もいるかもしれません。
しかし、高価すぎる手土産を渡すと、ネイリストは「特別扱いしないといけないのかな…」と悩んでしまうでしょう。
ネイリストはどのお客様にも平等に接する必要があるため、悩みの原因となるような高価な手土産は避けた方がよいでしょう。
ネイリストへの手土産は原則として必要ない
ネイリストへの手土産は原則として必要ありません。
まだ親しくない間柄だと、かえって気を遣わせてしまう可能性があるためです。
リピーターになった後にどうしても感謝の気持ちを伝えたい場合は、相手が気を遣わない金額の手土産を選んでプレゼントしてみてはいかがでしょうか。