ジェルネイルは、美しい色やデザインで人気のネイルアートです。
しかし、ジェルネイルをしたまま爪が伸びてしまったら、どうすればいいのでしょうか?
爪切りで切っても大丈夫なのでしょうか?
ジェルネイルに爪切りを使用するのはNGです。
実は、ジェルネイルは爪切りで切ると、爪が割れたり、ジェルがはがれたりするリスクがあります。
その理由と、爪が伸びた時の対処法について、詳しく見ていきましょう。
ジェルネイルを爪切りで切ってはいけない理由
ジェルネイルは、UVやLEDライトで硬化させることで、長持ちするネイルアートです。
しかし、その硬さが逆に問題になることがあります。
ジェルネイルを爪切りで切ろうとすると、次のような問題が起こる可能性があります。
- 爪が割れる
- ジェルがはがれる
- 爪の形が崩れる
- 爪に負担がかかる
これらの問題は、ジェルネイルの特性や爪切りの仕組みによって引き起こされます。
爪が割れる
ジェルネイルは硬くてしなやかな素材ですが、一定以上の力が加わると割れやすくなります。
一方、爪切りは鋭利な刃で爪を挟んで切る道具ですが、その際に爪に圧力がかかります。
この圧力によってジェルネイルが割れてしまうのです。
ジェルがはがれる
爪が割れるのと同じ理由で、ジェルが剥がれてしまうケースもあります。
せっかくきれいに仕上がったジェルネイルが剥がれてしまうと、精神的にもショックですよね。
爪の形が崩れる
爪切りでジェルネイルを切ると、爪の形も崩れやすくなります。
ジェルネイルは自分の爪に合わせて形作られていますが、爪切りで無理やり切ると、そのバランスが崩れます。
その結果、不自然な形になったり、端っこが浮いたりすることがあります。
爪に負担がかかる
さらに、爪切りでジェルネイルを切ると、自分の爪にも負担がかかります。
ジェルネイルは自分の爪に密着していますから、ジェルネイルを割れさせるような力は自分の爪にも伝わります。
その影響で、自分の爪も割れたり欠けたりすることがあります。
爪が伸びた時の対処法
ジェルネイルをしていると、爪が伸びてきてしまうことがあります。
その場合どうすればいいのでしょうか?
爪切りで切ってしまうと、ジェルが割れたり浮いたりする可能性があります。
そこで、ジェルネイルが伸びた時の対処法を紹介します。
ジェルネイルの長さを短くする
爪が伸びてきたら、まずはジェルネイルの長さを短くすることがおすすめです。
その際、爪切りではなく、ファイルを使って削るようにしましょう。
ファイルで削るときは、横からではなく、上から削るようにします。
横から削ると、ジェルと自爪の間に隙間ができてしまいます。
ポリッシュでのリペア方法
ジェルネイルの長さを短くした後は、伸びた部分とジェルとの隙間を目立たなくする方法があります。
それは、ポリッシュを使ってリペアする方法です。
ポリッシュはジェルと違ってオフが簡単なので、次回のオフにも影響しません。
ポリッシュでのリペア方法は以下の通りです。
これで、伸びた部分が目立ちにくくなります。
ポリッシュは根元から塗るよりも、中央から塗る方が自然に見えます。
ジェルでのフィルイン
もう一つの対処法は、ジェルでのフィルインです。
フィルインとは、伸びた部分に新しいジェルを塗って埋めることです。
フィルインをするときは、以下の手順に従います。
- ファイルで段差をなめらかにする。
- ジェルを少し削る。(必要ならば伸びた部分もサンディング)
- 伸びた部分とジェルとの隙間にベースジェルかクリアジェルを乗せて埋める。
- 硬化させる。
- 好きな色やデザインのジェルを塗る。
- 硬化させる。
- トップコートを塗る。
- 硬化させる。
これで、新しく仕上げたジェルネイルが完成します。
フィルインは、ジェルネイルの持ちを延ばすことができるので、コスパが良いと言えます。
ただし、フィルインは自分でやるのは難しいため、プロに任せるのが無難です。
まとめ
ジェルネイルを爪切りで切るのは避けましょう。
ジェルネイルが伸びた時の対処法は、以下の3つです。
- ジェルネイルの長さを短くする
- ポリッシュでリペアする
- ジェルでフィルインする
ジェルネイルの長さを短くするときは、ファイルで上から削るようにしましょう。
ポリッシュでリペアするときは、中央から塗る方が自然に見えます。
ジェルでフィルインするときは、プロに任せるのがおすすめです。
これらの対処法を使えば、ジェルネイルを長く楽しむことができます。