ジェルネイルは、自分の好みに合わせて色やデザインを選ぶことができ、美しく装飾された指先を手軽に実現できます。
しかし、時間が経つとともにジェルネイルは劣化してしまうため、爪の健康を保つためには3〜4週間程度で落とす必要があります。
今回は、ジェルネイルをセルフで落とす方法を解説します。
ジェルネイルを落とす際に必要な道具
ジェルネイルを自分でオフするために必要な道具について、以下の6つを紹介します。
【用意すべき基本的な道具】
- ファイル(爪やすり)
- リムーバー
- コットン
- アルミホイル
- ウッドスティック
- オイル
これらの道具を用意すれば、セルフで綺麗にジェルネイルをオフすることができます。道具の特徴や基本的な使い方について説明します。
(1)ファイル(爪やすり)
ファイルとは、いわゆる爪やすりのこと。100円ショップなどでも手軽に入手できます。
ファイルは、ジェルネイルの表面を削り、リムーバーがしみ込みやすくするための道具です。
また、オフしたあとのネイルの長さや形を整えるためにも活用します。
適切なアイテムを選ぶためには、おおよそ150〜180グリットのものを選ぶと良いでしょう。
荒すぎると必要以上に削れてしまい、細かすぎるとなかなか削れず時間がかかるため、注意が必要です。
(2)リムーバー
効率的なジェルネイルのオフには、リムーバーが必要です。
アセトンが含まれた商品を選びましょう。
アセトンが配合された「ジェルネイルオフ用」のリムーバーは、爪にがっちりとくっついたジェルネイルをはがせる強力な成分です。
肌が弱い方は、肌荒れに注意しましょう。
(3)コットン
コットンは、普段スキンケアなどに使用しているものでOKです。
爪ひとつひとつにのせるために小さく切って使用するので、大きさは問いません。
リムーバーをしみ込ませ、ジェルネイルにリムーバーをしっかりと浸透させるために必要なアイテムです。
ティッシュなどでは不十分な可能性があるので、必ずコットンを用意しましょう。
(4)アルミホイル
アルミホイルは、リムーバーをしみ込ませたコットンを覆うために使用します。
自宅にあるもので構いません。
(5)ウッドスティック
ジェルネイルを除去するためには、ウッドスティックが必要です。
細長い棒状のウッドスティックは、先端が斜めにカットされていて、100円ショップなどで購入できます。
ジェルネイルを浮き上がらせるリムーバーとともに使用することで、綺麗に除去することができます。
ウッドスティックがない場合は、除去がうまくいかないので、必ず用意してください
(6)オイル
ジェルネイルをオフすると、爪や指先が乾燥してしまうことがあります。そのため、オイルで保湿することが大切です。
オイルは、ハンドクリームやボディクリームを使うのと同じように、手軽に購入できます。
ジェルネイルをオフする前に塗り、オフ後も保湿効果を高めるために塗っておくとよいでしょう。
ジェルネイルを落とす方法
ジェルネイルをセルフで落とす方法は、正しい方法で行えば簡単にできます。以下に、ジェルネイルをセルフで落とす方法をご紹介します。
STEP1:必要な道具を揃える
まずは先ほど紹介した道具を揃えましょう。
STEP2:ジェルネイルの表面を削る
ファイルを使用して、ジェルネイルの表面を削ります。ネイルを削ってはいけません。
ジェルネイルの表面を削る目的は、アセトン入りリムーバーを染み込みやすくするためです。
削りすぎて地爪を傷つけないように注意してください。
150〜180のグリット数のファイルを使用し、爪のカーブに注意しながら軽く削ります。
表面のツヤがなくなり、ベースが残る程度が目安です。
ストーンやシェルなどのパーツがある場合は、角が少し出るまで削ると良いでしょう。
STEP3:リムーバーを染み込ませたコットンを使用する
アセトン入りリムーバーで浸したコットンを、爪より少し大きめにカットして準備します。
アルミホイルの上にコットンを置いて、リムーバーをかけるか、リムーバーが入った容器にコットンを漬けます。
アセトンは揮発性が高いため、たっぷりと染み込ませてください。
コットンを爪の上に乗せ、キューティクルオイルで保護します。
素手で触れずにピンセットを使用しましょう。
STEP4:アルミホイルで巻き付ける
コットンを爪に置いたら、その上からアルミホイルで巻き付けます。
事前にアルミホイルをカットしておきましょう。アルミホイルが小さいと、アセトンがすぐに揮発してしまうため注意してください。
STEP5:ジェルネイルを取り除く
アルミホイルとコットンを取り除き、ウッドスティックを使って浮いたジェルネイルを剥がしていきます。
最初にアルミホイルをすべて剥がすと乾燥してしまうため、1本ずつ作業することをおすすめします。
STEP6:爪を整える
ジェルネイルを取り除いた後は、爪を整えていきます。
まずは、爪の表面を滑らかにするために、ファイルで軽く整えます。
その後、カットクリーナーで爪の周りをキレイに整えて、爪の形を整えましょう。
また、ジェルネイルを取り除く際に爪が傷ついてしまった場合は、爪の保護のためにキューティクルオイルを塗って保湿を行いましょう。
STEP7:爪に栄養を与える
ジェルネイルを取り除いた後は、爪が乾燥していることが多いため、栄養を与えることが大切です。
爪の成長を促すために、爪に栄養を与えるネイルオイルを塗布し、保湿を行いましょう。
STEP8:休息を与える
ジェルネイルを取り除く作業は、爪にとって負担がかかるため、しっかりと休息を与えることが大切です。
次にネイルをするまでの間は、爪に負担がかかるような行為を避け、しっかりとケアを行って休息を与えましょう。
ジェルネイルはセルフでも落とせる
以上が、自宅でジェルネイルをオフする方法と、その後の爪のケア方法についての解説となります。
できればサロンでオフしたほうが安全ですが、どうしても行けない時はセルフでオフしてみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。